日本の裏側

4a35f086 anonymous 2012-04-07 22:47
AV女優のプライベートがネット上で暴かれる事件が立て続けに起きている。昨年初頭、人気AV女優・きよみ玲(れい)が所属していると思しき“某大学のゼミ写真”が晒(さら)されたほか、遠藤ななみ、柚木(ゆずき)まい、紗倉(さくら)まなといった女優たちも大学や勤め先の会社名が暴かれ、なかには本名が特定されたケースすらある。

 これらの「特定しました」と書かれているネット上の情報を、女優やメーカー側が自ら認めたわけではない。しかし、このことが話題になったタイミングで、当該の女優がPR活動を自粛したり、時には引退にまで追い込まれているのは事実。デビュー作の発売直前に現役の京大生であることが暴露された柚木まいに至っては、発売自体が中止になった。

 こうしたいわゆる「ネット晒し」は、これまでも芸能人やブロガー、時には素人相手にも“祭り”のようにたびたび起きており、決して珍しいことではない。しかし、なぜAV女優ばかりが立て続けに狙われるのか。ITジャーナリストの井上トシユキ氏はこう解析する。

「ある意味でAVはネットの『メインコンテンツ』のひとつ。なので、AV女優に対してもネット民は興味を持っています。誰かがネットに『会社の同僚にAV女優がいる』などとバラせば、そこにネット民たちが群がり、情報を収集しだす。そして、たちまち特定されてしまうのです。そんな“祭り”の情報を彼らは常に狙っていますから」

 本人特定に至るパターンの多くは、プライベートの彼女たちが他人のブログやHPなどにたまたま登場しているところを発見されるのがほとんど。しかし、なかには自身のツイッターやブログでヒントになってしまう情報を自ら発信してしまった女のコもいる。実際、3月に“現役の高専生”と指摘された紗倉まなは、ツイッターの内容と学校のスケジュールがかぶっていることから特定された。

「俳優やアイドル、グラドルに比べてもSNSやブログなどを利用しているAV女優はたくさんいます。しかし、危機意識の薄いコが多いように感じますね。芸能人以上に身元などの細かな個人情報が漏れないように気を使わなければならないと思うのですが……」

「AV」というネット上で関心度が高いコンテンツに出ているものの、彼女たちの危機意識は芸能人よりも薄い。「ネット晒し」が原因で引退されては元も子もないので、情報管理にはくれぐれも気をつけて欲しいものだ。

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