BS1 NHK実況

738a9ca7 anonymous 2015-07-06 11:39
結果論を言うようで気が引けるが、米国は他のチームとは根本から違っていたと今日のゲームを見てつくづく思った。
いや、今大会失点が無いことが、また得点力のパターンから気付くべきだったのだ。
選手全員のチームの勝つための動きからも違う。
単純に言うのは憚られるが、守備の高さは言わずもがな、攻撃の正確さも他の国とは全く違う。
それは監督の優秀な指導か、選手の勝つための気持ちからかは他国からはわからないが。

ただ日本の敗因はわかった。
前述したとおり米国は他のどのチームとも根本から違うのだ。
それを見抜けずに対策が出来ていなかったのが失敗だった。

技術戦術の高さのみならず、米国の基本能力としてのフィジカルの強さも群を抜いている。
日本が米国に勝つためには今までの考えを捨て、米国だけを見た対策を取らなければならなかったのだ。
負けたチームに言うのは酷だろうが、日本は米国に勝てる戦略を取っていなかった。
堅い守備に阻まれサイドから愚直に放り込む戦略は体格に勝る米国には通じないのだ。
逆に米国は技術の高さから速い足元を使い、日本から点をもぎ取っていった。
米国は優勝を絶対に、日本チームに対する対策をしっかりと立てて来たのだ。
これは予想を超えていたがこの時点でも日本よりも米国の方が上だったということだ。

体格に劣る日本が高さで挑み続けても正確さは無い。
例え技術で劣っても速い足元から攻める戦略が米国に対して有効だったのではないか、そう米国の狙ったように。
それは佐々木監督の判断ミス戦略ミスでもあるだろう。
豊富な運動量でかき回し有利な状況を作り勝ってきた日本が、分析を誤り試合中に柔軟な方針転換も出来なかったのは残念だ。

試合以前からの米国チームに対する認識不足分析不足が日本チームの決定的な敗因だ。
しっかりと米国対策を持っていれば日本はもっと善戦出来たと思われる。
日本は決勝戦までの気持ち以上にさらに前の米国を見るべきだったのだ。
今日の試合を何度も見直して今の日本の何が悪かったのか必ず次に生かして欲しい。
開始起ち上がりから果敢に攻めてきたのも米国の戦略だったのだ。
歴史を見ても米国と独国はたまにこういった確実な戦果を狙ってくる。
気の抜けるときもあるが本気の米国は決して侮ってはいけない相手だ。

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