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09fadbf5
Old Timer
i1b5ibip3kS
2016-09-27 22:49
- >>b1015fcf
「植民地問題の解決」は1919年に、「民族自決の原則」は1922年に国際法の一部分になった。韓国併合は1910年のことなので、
道徳律に反せず、オバートにはならない。サンミル運動への弾圧は「民族自決の原則」に反するということではオバートになり、
治安維持権限の行使という点ではオバートにならない。だから、各個人の中では、どの道徳律に従ったかによるだろう。
日本は奥行きがない国だったので、列強間の鋭い対立が続く世界で、朝鮮半島を確保して奥行きを確保したいと
考えた軍人の気持ちはよくわかる。だが、「民族自決の原則」がその懸念を和らげ、航空兵器の
発達が陸の奥行きをほぼ無意味にすることには気が付かなかったのだろうねぇ。我々は誰しも時代の子で、
発想において時代の限界を超えるのは難しい。
最適解の模索という観点から見れば、1930年代のイギリスのような植民地からの栄誉ある撤退が正解で、
日本のようにあちこちで植民地を増やそうとしたのは間違いだった。海外進出が遅れた日本のために、アメリカは
日本が太平洋の周囲に持っていた植民地について、「民族自決の原則」の例外とするようにヨーロッパ列強を説き伏せてくれた。
満州事変やインドシナへのこそこそとした進出は倫理的ではない。儒学の観点から見れば、義をないがしろにする行為だった。
アメリカがどれほど恥をかかされることになるのか、当時の日本人は思い計るべきだったのだろう。近い将来、イスラエルも
昔の日本と同じ運命をたどる気がする。イスラエルはかなり我儘で、アメリカの我慢にも限界はある。
朝鮮半島の人々が敵対的なのは、日本に対してのことに限らない。歴史上彼らがもっとも繁栄したのは夫余と高句麗のころだが、
その後、高句麗の王権は弱体化し、外敵に怯えながら滅亡した。新羅は同朋を奴隷として唐に差し出すことで生き延び(だから、
新羅の王は歴史ドラマでは常々悪役だ)、高麗は元の傀儡政権として、李氏朝鮮は明や清の冊封体制に組み込まれて生き延びた。
彼らは苦難の歴史を歩んで来たのだ。比べれば、日本や台湾は島国で、半島の人々より穏やかなのだろう。しかし、当然、魂としては
互いの国へ転生を重ねているので、日本人も朝鮮半島の人々も、抗議チャージが表面にたまっていて、TAが高めの人が多い。
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