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22668715 anonymous 2024-05-01 06:16
>>66dbaa0a

「私のいとこたちのうち、二人はアメリカに住んでいた日本人両親の間に生まれ、アメリカで育ったが、高校生の時に英語の発音の不完全さを指摘され、発音矯正を受けた。」

この実例の明示されていない情報が不明確なため、何の論拠としてこの実例を挙げたのか、私には理解できません。

オールドタイマーさんの従兄弟が、「アメリカに住んでいた日本人両親の間に生まれ、アメリカで育った」ということは分かるのですが、彼/彼女らは、「アメリカに生まれたわけではなく日本に生まれ、その後アメリカで幼少期を過ごした」ということでよろしいですか?彼/彼女らの両親は、「アメリカに住んでいた日本人」ですから、当然英語ネイティブではありませんよね。そして、彼/彼女らは、日本語と英語のバイリンガルということでよろしいですか?

このケースでは、アメリカに生まれたにせよ、日本で生まれたにせよ、モデリングの対象である両親の英語の発音が日本語訛りだったために、発音矯正を受けることになったということでしょう。でも、発音矯正自体は無事に成功したわけですよね?これが、日本語と英語の習得のどちらの習得が先か分かりませんが、少なくとも、「新たな並列的な技能(ここでは言語技能)の習得が過去の技能によって干渉を受ける」つまり、「並列的な複数の技能がお互いに干渉し合う」という実例(サンプル)としては、不適切であると思います。

同じ英語であっても、アメリカン・アクセントはネイティブの英国人でも習得に一定の努力を要しますし、スコットランド・アクセントに至ってはもはや別言語と言っても過言ではなく、英語ネイティブのアメリカ人でも理解が困難な程ですから、日本語と英語のような言語系統的にかけ離れた(対称的な)言語をどちらも習得する場合、発音矯正を受けただけでものにできたということは、十分優秀だと思います。

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