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K
2016-08-21 17:20
以下、個人的論考につき、である調の文体で失礼する。
サイエントロジーにおける現行技術の欠陥は、コマンドつまり言葉の言い回しとEメーターへの依存(偏重)である。
そもそも、コマンドは手段の一つであって、その目的は、プリクリアーとのコミュニケーションである。
例えば、現在の教会はスーパーパワーをリリースしたが、英語圏の多くの人が、スーパーパワーを受けてクリアーになったという報告がある。
スーパーパワーでは、最後のランダウンで知覚の回復を扱う。知覚の有無は、NEDの核であり、前提条件である。
私の経験では、知覚さえ回復していれば、セッションは半分以上終わったようなものである。スーパーパワーの知覚のランダウンでクリアーになれるのも、むしろ自然に思える。
教会のスーパーパワーを工夫すれば、将来的には、グレードプロセスもNEDも用いずにクリアーをもたらすことも可能となるだろう。
つまり、コマンドを扱わずとも、スーパーパワーの知覚のランダウンのように、知覚を直接的にリハビリテートすること(これもプリクリアーとのコミュニケーションである)によって、雑多な主題を扱わずともケースを処理することが可能である。
LRHも語っているが、より良いプロセシングとは、その主題を扱わずにその主題を(包括的に)処理できるものであると思う。
つまり、コミュニケーションや問題、サービスファクシミリ、オバート-モティベーターといった個別の主題やアイテムに立ち入ることなく、結果として処理してしまうということだ。
freezoneのテックの弊害は、サイエントロジーのテックの大半がコマンドによって構成されているために、コマンドをいじることで、何かテックが飛躍したかのような勘違いをもたらすということである。
それは、本質を見誤っている。サイエントロジーのテック=コマンドではない。テックの本質は、決してコマンドではないのである。コマンドは、リーチするための一つの方法として慣習的に用いられていたにすぎないのである。形式だけ真似して、テックを開発したつもりになっても、LRHの意図と同等の結果は得られない。
今後、サイエントロジーのテックを新たに開発・改良していくならば、形式ではなく、意図や本質を見なければならない。そして、固定観念や慣習に捕らわれることなく、あらゆる可能性に目を向け、全体系を俯瞰的に(つまり有機体的に)見直していかなければならないと思う。
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