P2P掲示板カンファレンス

dfc1307d anonymous 2012-06-21 13:21
>>be5e2bb8
速いからスゴい。というか、TCPはもともと単発のUDP通信をまとめて、
パケットがロストしやすい通信環境できちんとコネクションを保持できるように
プログラムされた、古い時代の便利なミドルウェアなわけよ。

相手方のコンピュータと接続を開始して、ちょっとデータ流してみて、
この回線ならこれぐらい信頼できるから、パケットをまとめてこれぐらい送れるな、とか
幾つか歯抜けになって届いたからこれは再送信してもらおう、とか
そういう判断を回線の状態に合わせて自動的にやってくれるわけ。

使うほうは相手のコンピュータを指定してコネクションを確立したら
その後ずっと相手とつながっててエラーも何も起こらないもんだと思って
操作できるからとっても便利。厄介事は全部TCPが何とかしてくれる。

ところが、回線の品質が向上してエラーなんてほとんど起こらないようになると、
わざわざTCPコネクションで、手探りで回線品質を確かめながら、ゆっくりと
スピードを上げていくっていうプロセスそのものが、実は無駄だということになる。

例えば絶対にパケットロスしないと分かってるなら、
最初から回線の最高速が出せるように大きなパケットでガンガン送りつけてやれば、
昔ながらの、ちょろっと流してみてだんだんスピード上げていく方法より断然速いだろ?
それがこのクラウドネットの正体だろう。

最初から回線をフルに使えることで、以前よりはるかにレスポンスが良くなるから、
利用者にとっては実際の速度向上以上に速くなったような気がするはずだ。

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(P2P掲示板カンファレンス/23/0.0MB)


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